まぐろの村井通信

「まぐろの村井通信」ではマグロのことをもっと知っていただきたい、そしてマグロのいろんな美味しさをもっとお伝えしたい、そんな想いからマグロ情報をお伝えいたします。

マグロの種類による味の特徴

皆さんマグロの種類、全部ご存知ですか？

マグロの種類は基本的に5種類です。

-　マグロの種類　-

(1)本マグロ（クロマグロ）

(2)南マグロ（インドマグロ

(3)メバチマグロ

(4)キハダマグロ

(5)ビンチョウマグロ

全部ご存知でしたか？

ちなみに高級といわれる順番も、上記の上から順となります。

本マグロと南マグロは共に高級マグロとされ、北半球を泳ぐ最高級マグロが本マグロ、
南半球やインド洋を泳ぐ高級マグロが南マグロとなります。

本マグロは味・色目・脂感共に他に比べ圧倒的に濃厚な印象です。酸味が感じられるのも特徴的で、寿司との相性も抜群です。

南マグロは本鮪と比較的近い印象です。本マグロと比べると身質が非常にきめ細やかで上品で天然南マグロのトロは絶品。根強い南マグロファンがいらっしゃるほどです。

メバチマグロは比較的大衆的な高級マグロです。関東方面での消費が多いです。
味と色は濃い目で、本マグロの酸味に対してメバチマグロは甘味とまろやかなうまみを感じられます。生息海域によりかなり脂の乗った個体もおり。さっぱりとしたメバチマグロの脂は食べ飽きません。

キハダマグロは関西方面での消費が多いです。
基本的には水温の高い海域の表層を泳ぐ魚であるため、脂がのることは珍しく　赤身であっさりとした味わいでお値段もリーズナブル。近年では漁獲高が減少し、メバチマグロの赤身と同等の価格になりつつあります。

ビンチョウマグロは、とても身質が柔らかで食べやすいマグロです。赤身は、刺身はもちろんツナ缶詰原料にも多く使われます。一方で、脂の乗ったビンチョウマグロ鮪は、もはや高級魚です。とろびんちょうと呼ばれて、柔らかで癖のないやさしい味わいのまぐろです。

ぜひお好みの鮪の種類や部位を見つけてください。
 

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